下の子が生まれてから、上の子がちょっと不安定に…。
甘えん坊モード全開で、泣いたり怒ったりが増えた時期が・・・。2人以上のお子さんがいるお家では、少なからず起きる現象ではないでしょうか。俗に言う「赤ちゃん返り」。
親を悩ます赤ちゃん返りについてはこちらもご参照ください↓
そんなときに助けられたのが、心に寄り添ってくれる絵本たち。
読んでいるうちに、子どもだけでなく私たち親の気持ちまでホッと軽くなるような絵本に出会えました。
この記事では、我が家で“読んでよかった!”と実感した絵本5冊をご紹介します!
【1】ちょっとだけ
「ママに“ちょっとだけ”甘えたい」気持ちを代弁してくれる1冊
下の子が生まれたばかりのタイミングで読んで、
上の子の気持ちがそのまま描かれているようで…読みながら泣きました。
自分で頑張ろうとする女の子と、「ちょっとだけ抱っこして」の一言。
ラストのママの言葉が本当に優しくて、上の子をぎゅーっと抱きしめたくなります。
●対象年齢:3歳くらい~
●我が家の読み方ポイント:読む前に「この子、ママのこと大好きなんだって~」と前置きすると入りやすかったです。
【2】かみさまからの おくりもの
その子の個性を見つめるという観点に。
上の子・下の子関係なく、「生まれてきた命はみんな素敵なおくりものをもらっているんだよ」と、それぞれの価値を伝えられる一冊です。
兄弟が出てくる絵本ではないのですが、その子の個性を見つめるという観点が僕には刺さりましたのでオススメです。
【3】ママ、あのね
甘えたい、聞いてほしい、そんな気持ちを言葉にしてくれる
赤ちゃん返りがピークだったころ、毎日「ママ、ママ!」と呼ばれてばかりで、
正直ちょっとしんどかった時期がありました。
この絵本は、そんな「ママに伝えたいけど、言えない」子どもの気持ちを
やさしい言葉でそっと代弁してくれます。
一緒に読むことで、子どもも「わかってもらえた」と感じたのか、
そのあとは少し穏やかになった気がしました。
【4】ぼく にげちゃうよ
「どこまでも愛してるよ」と伝えたいときに
何度も癇癪を起こしては、「パパきらい!」なんて言われた日。
正直、こっちが逃げ出したくなることもありました。
でもこの絵本を読んで、「たとえどこに逃げても、愛してるよ」というメッセージが、
親である自分にも染みました。
子どもにとっても、読んだあとにふわっと安心したような顔に。
愛情を“言葉”で伝える大切さを感じた1冊です。
【5】おとうさん あそぼう(童心社)
上の子×パパ時間にぴったりな読み聞かせ絵本
赤ちゃん返りの時期、上の子との時間は「ママばっかり」に偏りがち。
でもこの絵本は、パパとの関わりを楽しく描いていて、読みながら笑顔になれる1冊です。
我が家では「パパ、今からあそぼう!」のマネっこが始まり、
読み終えたあとにそのまま遊び時間へ突入!という流れが定番になりました。
まとめ:絵本で心が通い合う時間を
赤ちゃん返りの時期は、親子ともに気持ちがゆらゆらする毎日。
そんなときこそ、絵本を通して気持ちを伝え合う時間が大切なのかもしれません。
「どう伝えたらいいかわからない」
「上の子の気持ちが読めない」
そんなときには、ぜひ1冊手に取ってみてください。きっといいきっかけになると思います!
わが家にとって、絵本は“心の処方箋”のような存在になっています。