1歳児の“いたずら”は才能の芽!?怒る前に見直したい関わり方5選

育児体験談・コラム

「またティッシュを全部出してる!」「畳んだ洗濯物がぐちゃぐちゃに…」
1歳児の“いたずら”に、つい「もう〜っ!」と怒ってしまうこと、ありますよね。

でも、その行動の裏には、「成長したい」「知りたい」という強い意欲があること、ご存じでしたでしょうか?

この記事では、未就学児2人のパパである私が、子供たちのいたずらを前にした時のイライラの前に少しだけ見方を変えてみた体験をもとに、1歳の“いたずら”にどう向き合えばいいかを考えていきます。

なぜ1歳は“いたずら”ばかりするの?

そもそもなぜ1歳児は大人の目に「いたずら」と映ることばかりするのでしょうか?主な理由としては・・・

① 指先が使えるようになってきたから

1歳児にとって引っ張る・つまむ・押すといった動作が発達するこの時期。
自分の手で何かを「できた」喜びが、結果いたずらにつながることも多々あります。

② 因果関係を学ぶ大事な時期

「これを押すと音が鳴る」「引っ張ると落ちる」など、
原因と結果を体験しながら学習している真っ最中なんだそうです。

③ ママ・パパの反応を見るのも“学び”

「怒られた」「笑ってた」などの大人の反応を観察して、
“社会性”や“空気感”を身につけていく段階でもあります。

怒る前に見直したい!5つの関わり方

ではそんないたずらを発見した際に、我々親が見直すべき5つの関わり方をご紹介します!

① 危なくないものなら“とことんやらせる”

ティッシュを全部出す → OK!普通のティッシュなら100均等のプラケースに再収納、ウェットティッシュ系はジップロックで乾燥予防!全てが無駄になるわけではないので、許容していきましょう!
「指先遊び」に夢中な今しかできない貴重な体験として、見守ることも大切です。

② 「していい場所・ダメな場所」を分ける

落書きしたいなら→ここはOK、壁はNGなど、
ルールを明確にしつつ自由にさせる環境づくりが有効です。

我が家では浴室壁に落書きをできるペンを購入し、そこでは思い切り描かせています。

③ 見守りながら実況する

「わあ、いっぱい出したね!すごい力だね」など、
実況中継のように言葉を添えることで、言葉の発達も促せます。子供のいたずらの末に、どんな結果になったのかを言葉にしていくのも、一つの教育と経験だと思います!

④ いたずらを“遊び”に変換する

ティッシュ遊び → 紙吹雪ごっこ/ペットボトルで水遊びなど、
興味を活かした代替遊びで発散させるのも◎。特に屋内で行うものは、素材に工夫したりして家が傷まないように先回りすると安心して遊びに専念できます!

⑤ 終わった後に一緒に片付ける

「たくさん出したから一緒にお掃除しよう!」と声をかけ、
“やりっぱなし”で終わらせない関わりが、習慣づけにつながります。

ちなみに、うちの子供たちの通う保育園では「お片付けの歌」なるものがあり、いつも先生が歌いながら園児たちとお片付けをするんです。その歌を歌うと、子供たちは自然とお片付けモードに!日々の習慣ってすごいですね。あと保育園や幼稚園の先生ってほんと尊敬します・・・!

いたずら=才能のタネかもしれない

我が家の息子は、引き出しという引き出しを開けて中身を全部出すのが大好き。洋服やおもちゃなど、片っ端から出しまくります。今まではその度に声を荒げて怒ったりイライラしてしまってましたが、
ある日ふと視点を変えて見ていたら、「もしかしてこの子、逆に整理整頓が好きなのかも…?」と思うようになりました。

今では、出すのはOK、戻すところまで“遊び”として一緒にやるようにしたら、自然と“片付け習慣”にもつながっています。もちろん「お片付けの歌」を歌いながら🎵

まとめ|1歳の行動は「学び」そのもの

1歳の“いたずら”は、大人から見れば困ったことでも、
子どもにとっては「新しい世界を知る冒険」です。

「またやってる〜」とイライラする前に、
「何が楽しいのかな?」「どう伸ばせるかな?」と一呼吸おいてみませんか?一歩引いた目線で見てみると、違った視点が広がりますよ!

子どもの「できた!」という喜びは、やがて自信・挑戦心・探求心に変わっていきます。そんな成長を楽しみながら、子供の行動を肯定的に見ていけるといいですね!

次回は、「夫婦で育児方針が合わない…」そんな時に試したい対話術をお届けします!

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