子どもの成長に欠かせない「ごっこ遊び」。
1歳〜未就学児期は、想像力やコミュニケーション力がグングン育つ大切な時期です。毎日我が子と接している親としては、その日々の変化はわかりにくいものですが、たまに会う親戚の子どもや友達の子どもは一気に成長した感じに驚くものです。
この記事では、4歳娘と1歳息子の育児中のパパ目線で、ごっこ遊びの効果やおすすめ遊び、親の関わり方をご紹介します。
ごっこ遊びが育てる“3つの力”
1. 想像力・発想力が広がる
「お医者さん」「お店やさん」「おうちごっこ」など、ストーリーを自分で組み立てる遊びは、創造力を刺激します。
我が家の上の娘(4歳)の最近のお気に入りのごっこ遊びは「パン屋さんごっこ」です。親戚からプレゼントしてもらった「アンパンマンのパン屋さん」というおもちゃを手にして以来、ものすごい熱量でパン屋さんになりきっております・・・!笑
2. 言葉のやり取りが増える
「次は何する?」「いらっしゃいませ!」など、自然と会話が生まれるのも魅力。言語発達にも効果的です。
正直、どこで覚えたんだろう?と思わされる語彙力を発揮することも多々あります。こう言った場で、どこかでインプットした言い回しをアウトプットしてものにしていくんでしょうね。
3. 社会性・感情表現が育つ
役割を交代したり、ルールを守ったりする中で、他者を思いやる力が育ちます。
これは対人関係の基礎能力がグッと上がるきっかけになると我が子ながら見ていて感じます。
年齢別|我が家でハマったごっこ遊びアイデア
【1歳】音と動きで楽しめる簡単ごっこ
- ぬいぐるみにミルクをあげる
- おままごとの食器でカンパイ
- 車を走らせて「ブーン!」
1歳では、道具をまねるだけでも立派なごっこ遊び。親がナレーションのように話しかけると、反応がどんどん増えます。
うちの娘が1歳の頃は、お気に入りのぬいぐるみ(○ッフィ)にミルクをあげる「ママごっこ」が大ブームでした。
【4歳】ストーリー重視のごっこが中心
- 「プリンセスになりたい」→ドレスごっこ
- 「レストランを開く!」→お店やさんごっこ
4歳になると、ストーリーや役割設定が複雑で緻密になってきます。親が演技に乗ってあげると大喜び!
先ほども紹介したように、娘は「パン屋さんごっこ」で細かな設定を強要してきます(笑)

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パパができる関わり方|楽しみつつ育てるコツ
一歩引いて“お客さん役”からスタート
「何売ってるの?」「これ買っていい?」など、会話のきっかけをつくるだけでOK。がっつり演じなくても子どもは大満足。変に大人目線で引いた接し方でなく、思いっきり子供目線に合わせて付き合うと◎です!
失敗を気にせず自由にさせる
「それ違うよ」と言いたくなる場面でも、ルールや常識より発想を尊重すると、創造力がのびのび育ちます。
片付けも“遊びの一部”に変える
「お店閉店です〜!」「お片付け隊出動〜!」など、片付け=ごっこの続きにすると、スムーズに終われます。だしたらしまう、この一連の流れが身につくと、これからの生活感が大きく変わりますよ!
まとめ|ごっこ遊びは“心を育てる”最高のツール
ごっこ遊びは、道具がなくても、ほんの数分でもできる「育ちの時間」です。
パパが少し関わるだけで、子どもはもっと楽しみ、遊びが深く・豊かになっていきます。
皆さんもぜひお子さんと目線をあわせて「ごっこ遊び」を満喫してください!
次回は「朝の支度がスムーズに進む魔法のルーティン」についてご紹介します!