「ママがいい〜!」と泣かれた経験、パパなら一度はありますよね。
僕も例外ではなく、1歳の息子にも、4歳の娘にも、悲しいくらい“パパ拒否”されたことがあります。頭で分かっていても、なんだかんだ凹むものです・・・笑
でも、ちょっとした関わり方を意識するようになってから、子どもたちとの距離がぐっと近づきました。
今回は、未就学児2人のパパである僕が実践している、「パパがいい!」って言われるようになる信頼関係づくりのヒントをお届けします。
なぜ「パパ拒否」されるの?
① 関わる時間がママより圧倒的に少ない
物理的にママと過ごす時間が長いと、子どもは安心できる存在としてママにベッタリになりがちです。
② パパは“遊び担当”で終わりがち
週末や仕事から帰った夜だけ関わる場合、「楽しい人」にはなっても、「安心できる人」にはなれないことも。
③ パパが焦って関わるほど、子どもは引いてしまう
「なんでママばっかり!?」「オレだって頑張ってる!」と空回りしがち…。
でもそれ、子どもには伝わってしまいます。
信頼関係を築くために僕がやった5つのこと
① 毎日、10分だけ“ふたり時間”を作る
寝る前でも、朝の数分でもOK。
「今日は保育園どうだった?」「パパと秘密のハイタッチしよう」など、“この時間は特別だよ”という演出が効きます。
② 「ちゃんと見る・ちゃんと聞く」を徹底
スマホを見ながらの「へぇ〜」ではなく、
目を見てうなずく・驚く・共感するだけで、子どもの心の開き方が全然違います。ある時を境に、我が家では食事中と子供と1対1で遊ぶ時はスマホ使用を極力禁止にしました!
③ お世話・声かけも“ママと同じトーン”で
オムツ替え・歯みがき・寝かしつけなどのタスクも、ルーティン化して当たり前にやることが大事。
「ママじゃなきゃ無理」は、続ければ崩せます。
④ パパの弱さも見せる
「パパも疲れちゃった〜」
「パパも○○ちゃんがいないと寂しいなあ」など、対等な感情の共有が、信頼関係の土台になります。
⑤ 「選ばせる場面」を意識して作る
「パパと遊ぶ?ママと遊ぶ?」のような選択肢をあえて提示する。
選ばれた時は思いっきり喜び、選ばれなかった時も「そっか、じゃあまた今度」と受け入れる姿勢が大切。
うれしかった“変化の瞬間”
ある日、娘がママではなく僕に「トイレ行こう」と手をつないできたんです。
ただのトイレ。でも、この小さな“パパを選んでくれた瞬間”という出来事に、涙が出そうになりました。
信頼は一日で築けませんが、毎日の積み重ねが子どもの心に残っていくんだと感じた出来事でした。
まとめ|「ママじゃないとダメ」を卒業するには
パパはスタートラインがママより遅いだけ。
でも、関わり方次第でちゃんと“安心できる存在”になれるんです。
子どもがパパを必要としてくれる時間は、実はすごく短いかもしれません。
だからこそ、今この瞬間の関わりを大切にしたいですね。
次回は、「上の子が我慢ばかり…」という悩みに向き合うお話をお届けします。
